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渋谷で働く人事のブログ

渋谷区の一部上場企業で、新卒採用を担当しています。年間1,000名以上の就活生と会う中で感じることや、日々の考えをシェアします。

「自己PRに書くネタがない」とお悩みのあなたへ

こんにちは、渋谷で働く人事のブログです。

自己PRというと、サークル活動や部活動、アルバイト、ボランティア活動といったものを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、就職活動をしている学生の全員が、部長や、全国大会出場や、バイトリーダーを経験しているわけではありません。

では、そういった経験をしていない学生は、経験者に比べて不利なのでしょうか? 採用担当者が自己PRを通して何を聞きたいと考えているのかを、掘り下げてみましょう。

旅に出る必要はない

「自己PR」という言葉が、何かすごい実績をアピールしなくては!と焦る気持ちを生じさせているのかもしれません。その点を鑑みて「自己PR」という言葉を避け、「自己紹介をしてください」「学生時代に頑張ったことを教えてください」といった表現をする会社もあります(弊社もそんな会社です)。

しかし本来、面接は「その会社で働く姿をリアルに想像してもらう」ためにするもの。能力や知性だけではなく「この人と一緒に働きたいな」「ウチの会社に合いそうだな」と思ってもらえるかが判断基準です。「学生時代に頑張ったこと」を聞くのは、真剣に打ち込んだことを通じて人柄や将来性を推し量るため。必ずしも、特別な実績や経験を求めているわけではありません。

当たり前を疑え

企業はリーダーだけを求めているわけではなく、チームを構成する様々な役割を求めています。周りを巻き込んで引っ張っていくタイプもいれば、決められたことを正確にコツコツやることが得意なタイプもいます。周囲に目を配りフォローをすることが得意な人もいれば、ミスやエラーが発生したときに原因を究明するのが好きという人もいます。

もちろん仕事のうえで主体性を発揮してもらう必要はありますが、どのタイプも組織には欠かせない存在。必要なのは、個人としての輝かしい実績よりも「チームとして何を達成したか」「その中で自分は何を考え、どう貢献したか」という観点です。

あなたの「普通」は誰かの「特別」

たとえば集団の中で何かをするとき、あなたはどのような立場で動いていますか?あなたが「当たり前でしょ」と思っていることを、誰かが「ありがとう」と感じているかもしれません。「誰でもできるよ」と思っている行為は、「すごいな」「立派だ」と思われているかもしれません。

自分の認識している自分自身と、他人から見た自分自身にはえてして乖離があるもの。機会を見つけて、近しい人たちに自分のイメージを聞いてみるとよいでしょう。ちなみに友人や先輩・後輩もよいですが、おそらくあなたのことを一番よくわかってくれているのは、幼い頃から見守ってくれている「ご両親」だと思いますよ。

おわりに

自己PRは、輝かしい成功体験である必要はありません。失敗した経験でも、必ず何か学びはあるはず。そこから何を学んだか、学んだことがどのように役立っているかを伝えることができればOK。一度、そういった観点で自身をふり返ってみてはいかがでしょうか?