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渋谷で働く人事のブログ

渋谷区の一部上場企業で、新卒採用を担当しています。年間1,000名以上の就活生と会う中で感じることや、日々の考えをシェアします。

ブラック企業の見破り方 ①四季報編

こんにちは、渋谷で働く人事のブログです。

世の中には、ホワイト企業ブラック企業が存在します。

もともとはネットスラングから発祥した言葉であり明確な定義はありませんが、厚生労働省では「一般的な特徴」としつつも、下記の3点をブラック企業の要件としています。

①労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
②賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
③このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

厚生労働省HP 「ブラック企業」ってどんな会社なの?より)


新卒でブラック企業に入社してしまうような事態は、誰しも避けたいもの。

そこで今日は、就職四季報に記載されている情報からブラック企業を見破る方法について、お伝えします。


離職率

離職率とは、1年間で何人の正社員が退職したかを表す数字であり、新入社員の定着度合いを測る重要な指標です。

求職者にとって、この離職率は職場環境の良し悪しを測るが重要な指標だということは、言うまでもありません。


採用計画を練るためには欠かせない数字ですので、企業がこの数字を把握していないはずはありません。

しかし会社によっては、四季報にこの数字を載せていないケースがあります。

上記の通り、応募を検討するうえで重要な数字を掲載していないのは、何らかの理由があると考えるのが自然です。


あまりに離職率が高いため、数字を出すことによって応募者が減るのをおそれているのかも知れませんね。

もし気になるようでしたら、直接採用担当部門に問い合わせてみるというのがひとつの手段です。

それでも教えてくれない場合はブラック認定をしてほぼ間違いがないでしょう。


女性の採用数

ブラック企業は、長時間労働を強いる、ノルマが達成できない場合は激しく罵倒するなど、体力・精神力勝負の側面があります。

一般的に女性よりも男性の方が、このような労働環境に耐えうる体力とメンタルを持ち合わせていることが多いでしょう。


したがって、女性の採用に消極的な企業は、ブラック企業である可能性があります。

女性を採用しても、長時間労働や叱責に耐え切れず、すぐ退職することが多いためです。


もちろん業種によって男性が多く必要な業界もありますが、新卒採用における男女比にも注目しておきたいところです。


給与

同業他社と比較して給与水準が極端に高い場合、ブラック企業の可能性が高いと考えられます。

給与を上げないと人が集まらないから、仕方なく高水準に設定している可能性が高いといえるでしょう。


もちろん、ビジネスモデルの違いなどによっても給与体系・水準は異なります。

利益率や事業規模と比較して不自然な点がないか、注意深く他社と比較するようにしてください。


おわりに

もちろん、これが全てというわけではありませんが、自分の身を守るためにもブラック企業を見分ける基準は知識としておさえておいてくださいね。