こんにちは、渋谷で働く人事のブログです。
本日は、合同説明会に参加するうえで相応しい服装についてお伝えします。
合同説明会は「選考」ではないが…
まず大前提として、合同説明会は選考ではありません。
企業の目的は学生と接点を持つこと、そして(特に中小企業などの場合は)自社の知名度を上げることです。
従って、まずは1人でも多くの学生をブースに呼び込み、出席カードを受け取ることを目指しています。
そんなわけで、多少ラフな服装でも参加を断られることはないので、過敏になる必要はありません。
しかし、そういったイベント時の印象は、選考で来社されたときに少なからず憶えているものです。
よい印象を持たれるよう努力することはもちろん、最低でも悪印象を残さないよう気をつけてましょう。
スーツを着る上での注意点
リクルートスーツを着ていけば間違いありませんが、小物には注意が必要です。
鞄は一般的な就活用のもの、ネクタイも派手ではなくシンプルなものを選ぶようにしましょう。
ちなみに、ネクタイの色によって相手へ与える印象は大きく変わります。
就職活動において定番の、「持っておけば間違いない」色は青(紺)系と赤系です。
青はどの業界においても使える色で、特に金融業界や公務員などの「堅い」業界から好かれる色です。
赤は自分をアピールできる色として就職活動での定番カラーです。ただ赤は攻撃的なイメージも持っているので、就職活動では暗めの赤を選びましょう。
黄色のネクタイも、活動的でフレッシュな印象を与えられるのでおすすめです。ただ同時にカジュアルな印象も与えてしまうので、クリエイティブ系やアパレル系などの面接の時に使いましょう。
「ネクタイの色の選び方|あなたの印象を思い通りに変える3つのコツ」より
自分のキャラクターに合わせて、「勝負ネクタイ」を選んでも面白いかも知れませんね。
服装自由の場合の注意点
服装自由となっていたとしても、広報解禁後の合同説明会では、ほぼ全ての学生がスーツで参加します。
「自由」の記載を信じてカジュアルで参加したら、私服は自分だけで浮きまくったなんて経験談も。
悪目立ちしたくない場合は、やはりスーツでの参加が無難でしょう。
もちろん、ITやベンチャー、アパレルなど私服勤務の会社が参加企業の大半を占める場合は、スーツでなくても全く問題はありません。
ただし、あまりにもカジュアルな格好(ジーンズ、Tシャツなど)や派手な色(真っ赤なシャツなど)は避けましょう。
黒や紺色、ベージュなどの落ち着いた色味で、襟付きのシャツ、ジャケットといったいわゆる「オフィスカジュアル」が求められます。
おわりに
採用担当者がいちばん気にしているのは、服装ではありません。
たくさんの企業が集まっている中で、自社にどれだけ興味を持ってくれているのかな?という点です。
きちんとした姿勢で、説明をちゃんと聞き、気になることがあれば質問をする。
服装に気を使うのも大切ですが、誠意ある態度をこそ心がけてくださいね。