渋谷で働く人事のブログ

渋谷区の一部上場企業で、新卒採用を担当しています。年間1,000名以上の就活生と会う中で感じることや、日々の考えをシェアします。

現役人事が教える!合同説明会にふさわしい服装とは?

こんにちは、渋谷で働く人事のブログです。

本日は、合同説明会に参加するうえで相応しい服装についてお伝えします。


合同説明会は「選考」ではないが…

まず大前提として、合同説明会は選考ではありません。

企業の目的は学生と接点を持つこと、そして(特に中小企業などの場合は)自社の知名度を上げることです。

従って、まずは1人でも多くの学生をブースに呼び込み、出席カードを受け取ることを目指しています。

そんなわけで、多少ラフな服装でも参加を断られることはないので、過敏になる必要はありません。


しかし、そういったイベント時の印象は、選考で来社されたときに少なからず憶えているものです。

よい印象を持たれるよう努力することはもちろん、最低でも悪印象を残さないよう気をつけてましょう。

スーツを着る上での注意点

リクルートスーツを着ていけば間違いありませんが、小物には注意が必要です。

鞄は一般的な就活用のもの、ネクタイも派手ではなくシンプルなものを選ぶようにしましょう。


ちなみに、ネクタイの色によって相手へ与える印象は大きく変わります

就職活動において定番の、「持っておけば間違いない」色は青(紺)系と赤系です。

青はどの業界においても使える色で、特に金融業界や公務員などの「堅い」業界から好かれる色です。

赤は自分をアピールできる色として就職活動での定番カラーです。ただ赤は攻撃的なイメージも持っているので、就職活動では暗めの赤を選びましょう。

黄色のネクタイも、活動的でフレッシュな印象を与えられるのでおすすめです。ただ同時にカジュアルな印象も与えてしまうので、クリエイティブ系やアパレル系などの面接の時に使いましょう。

ネクタイの色の選び方|あなたの印象を思い通りに変える3つのコツ」より


自分のキャラクターに合わせて、「勝負ネクタイ」を選んでも面白いかも知れませんね。

服装自由の場合の注意点

服装自由となっていたとしても、広報解禁後の合同説明会では、ほぼ全ての学生がスーツで参加します。

「自由」の記載を信じてカジュアルで参加したら、私服は自分だけで浮きまくったなんて経験談も。

悪目立ちしたくない場合は、やはりスーツでの参加が無難でしょう。


もちろん、ITやベンチャー、アパレルなど私服勤務の会社が参加企業の大半を占める場合は、スーツでなくても全く問題はありません。

ただし、あまりにもカジュアルな格好(ジーンズ、Tシャツなど)や派手な色(真っ赤なシャツなど)は避けましょう。

黒や紺色、ベージュなどの落ち着いた色味で、襟付きのシャツ、ジャケットといったいわゆる「オフィスカジュアル」が求められます。

おわりに

採用担当者がいちばん気にしているのは、服装ではありません。

たくさんの企業が集まっている中で、自社にどれだけ興味を持ってくれているのかな?という点です。

きちんとした姿勢で、説明をちゃんと聞き、気になることがあれば質問をする。

服装に気を使うのも大切ですが、誠意ある態度をこそ心がけてくださいね。