こんにちは、渋谷で働く人事のブログです。
突然ですが、就職活動、楽しんでいますか?
新しい出会い・新しい知識の習得・知らなかった自分の発見など、就職活動のプロセスそのものを楽しめる方もいれば、ESの作成やWebテスト、面接など「やるべきこと」に追われて楽しむどころじゃない!という方もいることと思います。
就職活動はヘラヘラと気楽な気持ちでやってよいものではありませんが、だからって眉間にシワ寄せてやるものでもありません。
また、ツライ・苦しいことに取り組んでいるという気持ちでいると、それが顔に出てしまい面接の印象も悪くなってしまいがち。
そうならないためにも、自分なりの「気分を上げるルーティン」を持っておくことをオススメします。
ルーティンとは
ルーティン(routine)とは「決められた一連の動き、決められた一連の動作、決められたパターン」などの意味です。
スポーツ界では特に「パフォーマンスルーティン」とも呼ばれ、一世を風靡した「五郎丸ポーズ」や、イチロー選手がバッターボックスで行う動作などがこれにあたります。
毎回特定の動作を一連の流れで繰り返すことにより気持ちを安定させ、集中状態に持っていくことができると言われています。
ビジネスシーンにおいては、クリエイティブ思考を伴わない単純作業を「ルーティンワーク」と呼ぶなど否定的なニュアンスで使われることもありますが、
「○○をやってから××に取りかかる」「○○で気持ちを切り替える」など、自分なりのルーティンを持つことは就活においても非常に大きな意味を持っています。
なぜルーティンを取り入れるか
仕事もスポーツも、もちろん就職活動も、精神的に追い込まれるとミスを引き起こしやすくなります。
ミスがミスを呼ぶことでどんどん弱気になり、いわゆるドツボにはまってしまうこともあるでしょう。
そんなときに決まったルーティンを行なうことで、気持ちにリセットを掛けられます。
気持ちが落ち着けば、同じ作業であってもパフォーマンスが変わってくるでしょう。
また、就職活動では長期間にわたって大きな目的に取り組むことになりますが、そのようなときにもルーティンは有効です。
面接の前に近くのカフェでコーヒーを1杯飲む、1社ESを提出したらSNSをチェックする、など内容は何でも構いませんが、
その作業を行なったことがスイッチとなり、次のステップへと1歩踏み出す力になっていくからです。
どんなルーティンを取り入れるか
ビジネスと違って効率化が目的ではありませんので、深い意味づけは不要です。
単純に「それをやることで何となく気分が良くなる、気持ちの切り替えになる」ことであれば充分。
個人の嗜好にもよりますが、散歩などの「体を動かす」ことや、何か好物を「食べる・飲む」ことがオススメです。
あるいは、例えば同じESを書くという作業を、自宅ではなくお気に入りのカフェでやってみる、
集中するために図書館や自習室を使用する、といったように「場所」を変えることも有効です。
いずれにせよ、単純に何かスカッとすることをやる、くらいの意識で生活に取り入れてみてください。
また、イヤなことがあったけど1日寝たらスッキリしたという経験をお持ちの方も多いように、「寝る」ことも効果的です。
逆に短い睡眠時間が続くと気分が落ち込んでいくこともありますので、気をつけてくださいね。
おわりに
ルーティンには人それぞれやり方があります。
またすぐに効果が出るものでもありません。
焦らず、じっくりと行うよう意識してみてください!