こんにちは、渋谷で働く人事のブログです。
就職面接で高圧的な態度を取ったり、失礼な言葉を投げつけたりする面接官の話を耳にすることがあります。
面接官の印象は企業の印象です。
些細な言葉で嫌われてしまったり、会社のイメージを損なってしまったりすることがあるので注意が必要です。
どういった言動や行動が学生から嫌われるのか、実際に学生から聞いたエピソードを交えながらご紹介させていただきます。
態度が悪い
面接で一番注意してほしいのが態度です。
就活生を相手に、平気で横柄な態度や高圧的な口調で話している人は、かなり悪い印象を与えます。
中には、あからさまに「私は君たちを選ぶ立場」というオーラを放ちながら面接をする人もいるそうです。
面接を受けに来た段階では他人のはずなのに、非常識な対応しているようでは企業としての品格が疑われます。
商材やサービスによっては、就活生がお客様のこともありますよね。
悪い口コミが広がってしまう可能性もあります。
また、淡々と質問をするだけの面接や一切笑顔を見せない面接官は(本人にそのつもりがなくとも)圧迫面接という印象を持たれてしまいます。
少なくとも学生には良い印象を与えません。
笑顔で相手を迎えることを意識してほしいと思います。
競合他社の悪口
他社の悪口をいう面接官がいるそうです。
おそらく競合他社との差別ポイントを聞かれたり、説明したりする際に出てしまうのではないかと思いますが、悪口は絶対NG。
気をつけてほしいのが「○○(競合他社名)の弱みは××」と回答しても、人によっては悪口に聞こえてしまうことです。
他社の弱みではなく、自社の強みをアピールすることを心掛けましょう。
以前、ある大手企業の面接官が「○○(競合他社名)の倒し方を知っている」という話をしたとネットを中心に話題になりました。
真偽は不明ですが、悪い噂はすぐに広まってしまう傾向にあります。
具体的な会社名を出す場合は、それこそ細心の注意を払う必要があります。
面接官が遅刻
ある学生は会議室で30分待たされたことがあるそうです。
特に悪い印象として「遅れたのに謝罪の言葉がなかった」ことを挙げていました。
次の予定で別企業の選考が控えている学生もいます。
お詫びの気持ちを伝えるとともに配慮をしてあげるべきです。
よくあるのが、終日面接を設定し、次から次へと対応する場合。
後半になるにつれて、開始時間がズレてきてしまうことがままあります。
こうなってしまった場合、就活生を座らせたままずっと待たせてしまうのは絶対NG。
同じ待ち時間でも「あと○○分くらいです」「次の予定は大丈夫ですか?」と声をかけるだけで、待っている立場の気持ちが和らぎます。
まとめ
面接では学生だけでなく、面接官側も緊張してしまうことがあります。
慣れていない方は、なおさらでしょう。
しかし、面接のちょっとした言動や対応で悪い印象を持たれてしまうことがあります。
もしも現場のスタッフに初めて新卒採用の面接を依頼する場合は、予め入念な打ち合わせを行いましょう。
好印象を持ってもらえると内定辞退の防止にもつながり、入社の決め手になることもあります。
大げさに感じるかもしれませんが、面接官の印象はそれほど影響を与えます。
リラックスして会話できる雰囲気を心がけましょう!