ESでの足切りを防ぐ! 意識すべき4つのポイント
こんにちは、渋谷で働く人事のブログです。
エントリーシート(ES)や履歴書を提出するとき、内容が最も大切なのはもちろんですが、そもそも「内容すら読む気にならないES」を提出していませんか?
採用選考におけるESや履歴書は、一定の水準以下を落とす足切りの選考だと思ってください。
今回は、ESや履歴書の内容を読む前に採用担当者がチェックしているポイントをお伝えします。
提出日
ESや履歴書を提出する上で、まず大切なのは「提出期限に間に合っているか」です。
当たり前と思われるかも知れませんが、さにあらず。
世の中には「○○日必着」の書類を「○○日に発送」するような方も少なくありません。
仕事をする上で、納期を守ることは基本中の基本です。
提出期限に間に合わない場合、即座に不合格になると思いましょう。
もし特別な事情でどうしても間に合わない場合は、必ず期限到来前にメールや電話で相談をしてください。
期限後の相談は、言い訳にしかなりませんよ。
用紙の状態
次に見ているのは「用紙がキレイか、使いまわしでないか」です。
用紙の状態からも、就活生がどれだけ自社に興味・熱意を持っているかが透けて見えます。
ノリがつけ足りなかったのか写真がはがれ落ちていたり、修正液が大量に使われていたりすることもあります。
シワクチャだったこともあれば、コーヒーのシミがついていたこともありました。
どんなに内容が素晴らしくても、シワクチャのESを読む気にはなれません。
逆に郵送の場合はクリアファイルにはさむなど、ひと手間かけてあると心象はアップします。
学校独自の書式がある場合は、市販のものではなくそちらを使いましょう。
文字の量
続いて「文字の量は適切か」がチェックされます。
手書きの場合、最低でもスペースの8割~9割は埋めるように心がけてください。
スカスカのESは、熱意を疑われます。
採用担当者は、文字量からも自社に対する興味の度合いを感じています。
規定の文字数をオーバーするのは論外ですが、少ないのもいけません。
規定の90%程度を目安としてください。
字の丁寧さ
そして、「字が丁寧か」も見ています。
字の丁寧さには性格も影響しますが、やはりその会社に対する本気度が現れるからです。
本気で受けている方、相手に敬意が払える方は、丁寧な字を書きます。
綺麗な文字である必要はありません。
字を丁寧に書いているかどうかは、伝わります。
丁寧に書いていないものは、どれだけ内容がよくても、印象は悪くなります。
ESがなかなか通過しないという方は、丁寧に書いているか見直してみてはいかがでしょうか。
おわりに
企業からすれば、手書きのESや履歴書は「就活生の本気度を把握するための情報源」でもあります。
内容を一朝一夕で上達させるのは困難ですが、上記を最低限クリアしておけば、面接での挽回チャンスにつながります。
まずはこれらのポイントを意識しながら、頑張ってくださいね。