信頼できる採用担当者に共通する3つの特徴
こんにちは、渋谷で働く人事のブログです。
仕事柄、様々な会社の人事・採用部門の方と、ご一緒する機会があります。
その中には、「自分が学生だったら、ぜひこんな社員と一緒に働きたい!」と思わせる魅力あふれる方もいれば、
「正直、こんな人のいる会社には入りたいと思えないな」と思わせてしまう方もいます。
信頼できる採用担当者と、そうでない人の違いはどこにあるのか?
自戒もこめて、優秀な人事マンに共通している要素を考えてみました。
レスポンスが早い
できる人には、とにかくメールや電話の反応が早いという共通点があります。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざの通り、スピードが早いことはそれだけで差別化要因になります。
例えば学生が企業に問い合わせのメールを送って、30分後にレスポンスがあるのと、3日後までこないのとでは雲泥の差ですよね。
細かいことですが、信頼関係を構築するためには「相手の期待を少しずつ超えていく」こと。
相手が期待している以上に早く返信をするというだけでも、信頼を積み上げていくことができるのです。
学生の立場にたって考えることができる
お客様のことをリスペクトし、あらゆるリクエストに応えようと努力することは、ビジネスの基本です。
では、採用担当者のお客様は誰か?
考えるまでもなく、求職者の方たちですね。
「ウチの会社のよさが、なかなかわかってもらえない」と嘆く採用担当者も多いことでしょうが、ここであきらめては思考停止。
デキる人は、「じゃあどうすれば伝わるか?分かってもらえるか?」を突き詰めて考えることができます。
また、スケジュール変更のような求職者からの要望に、どれだけフレキシブルに対応できるかも成果に影響します。
応募者を、選考している数十人・数百人の中の1人と考えず、真摯な対応ができる人間でありたいものです。
自分の会社のことを好きである
これは採用に限らず全ての仕事に共通していると思いますが、自分の仕事に愛がある人は説得力が違います。
営業であれば自社の商品、採用であれば自分の会社にどれだけ惚れこんで、それを伝えたいと思っているか。
採用担当者は会社の顔であるはず。
その本人が会社を好きでなくて、どうして学生に自社を好きになってもらうことができるでしょう。
もちろん、宗教的に妄信するのがよいというわけではありません。
ただ、ロジックの裏づけも必要ですが、やはり気持ちの有無は大切。
仕事だからと割り切ってやっている人と、自社に対する愛のある人。
どちらが信頼を勝ち取れるかは明らかですよね。
おわりに
レスポンスを早く、相手の立場に配慮して、自分の言葉で語る。
実はこの3つは、就活生にもぜひ取り組んでいただきたいポイントです。
簡単なようで意外とできていない方も多いため、これらのポイントをおさえるだけで「他の学生とは一味違うな」と感じさせることができます。
今日から意識するだけで、自ずとあなたも相手から信頼される人間に近づいていくことができるでしょう!